第34回(2018)京都賞記念ワークショップ

脳機能への因果的アプローチ―光遺伝学とその先

カール・ダイセロス

/  神経科学者

先端技術部門

バイオテクノロジー及びメディカルテクノロジー

2018年

11 /14

13:30~17:35

終了

出演者

尾藤 晴彦

神取 秀樹

ポリーナ・アニキーバ

ミケル・G・シャピロ

プログラム

開会挨拶・受賞者紹介 尾藤 晴彦
受賞者講演 カール・ダイセロス[先端技術部門 受賞者]
「脳を照らす」
神取 秀樹[名古屋工業大学大学院工学研究科 教授・オプトバイオテクノロジー研究センター長]
「ロドプシンの生物物理学」
ポリーナ・アニキーバ[マサチューセッツ工科大学材料科学工学科 准教授]
「電気的、光学的、磁気的な神経インターフェイス」
ミケル・G・シャピロ[カリフォルニア工科大学化学及び化学工学部門 助教・研究員]
「非侵襲的な超音波イメージングと細胞機能制御のための音響生体分子」
閉会挨拶 檜物 省一[公益財団法人 稲盛財団 常務理事]

受賞者について

カール・ダイセロス / Karl Deisseroth

神経科学者

緑藻類の光依存的イオンチャネルであるチャネルロドプシンに着目し、ミリ秒単位で神経活動を光で制御できる方法を開発し、新たな学問領域「光遺伝学(Optogenetics)」を創成した。これにより、システム神経科学に神経集団活動と脳機能の因果関係を証明可能とする方法論を与え、大きな変革を引き起こした。

受賞者詳細

関連情報

※研究者、専門家を対象とした高度な内容となります。

主催:公益財団法人 稲盛財団
共催:東京大学大学院医学系研究科 東京大学生命科学技術国際卓越大学院
後援:文部科学省新学術領域研究「脳情報動態」 京都府 京都市 NHK
協賛:日本神経化学会 日本神経科学学会

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