第27回(2011)京都賞記念ワークショップ

多元系材料科学・工学への社会貢献と将来像

ジョン・ワーナー・カーン

/  材料科学者

先端技術部門

材料科学

2011年

11 /12

13:00~17:30

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

13:00
開会挨拶受賞者紹介 梶山 千里
受賞者講演 ジョン・ワーナー・カーン[先端技術部門 受賞者]
「スピノーダル分解の観点からの多元系材料における熱的安定性について」
セッションI 座長:前川 禎通 [(専門委員会 委員) 日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター長]
講演 毛利 哲夫 [北海道大学 大学院工学研究院 教授]
「スピノーダル理論を源流とする理論材料科学、計算材料科学の進展」
セッションII 座長:北澤 宏一 [(審査委員会 委員) 科学技術振興機構 理事長]
話題提供① 田中 一宜 [科学技術振興機構 上席フェロー]
「21世紀の材料科学・技術の緊急課題」
話題提供② 岸 輝雄 [物質・材料研究機構 顧問]
「大学での材料科学の教育と今後の研究」
パネル討論 司会パネリスト 「材料科学・工学の将来像」
北澤 宏一
ジョン・ワーナー・カーン
岸 輝雄
田中 一宜
前川 禎通
毛利 哲夫
17:30

受賞者について

ジョン・ワーナー・カーン / John Werner Cahn

材料科学者

アロイ材料内で起きるスピノーダル分解の研究に取り組み、系の自由エネルギーに歪みエネルギーの項を取り入れた理論を確立し、アロイ材料の機能を最大限に引き出す最適な微細構造の予測を可能にした。この理論によって、アロイ材料開発の設計指針が確立され、材料科学の進展のみならず、素材産業への発展にも大きく貢献した。

受賞者詳細

関連情報

“Materials Science and Engineering of Multi-component Systems and the Future Prospects”

日時
平成23年11月12日(土) 13:00~17:30
場所
国立京都国際会館
企 画
梶山 千里 [(審査委員会 委員長) 福岡女子大学 理事長・学長]、 村上 正紀 [(専門委員会 委員長) 学校法人 立命館 副総長]、榊 裕之 [(専門委員会 委員) 豊田工業大学 学長]
司 会
村上 正紀
主催
公益財団法人 稲盛財団
後援
京都府、京都市、NHK
協賛
応用物理学会、軽金属学会、高分子学会、日本化学会、日本金属学会、日本鉄鋼協会、日本物理学会(五十音順)