公共性に根ざした理想社会の実現に尽力したユルゲン・ハーバマス教授を偲ぶ

ほほえむハーバマス教授
京都賞授賞式開始を前に(2004年)

第20回(2004)京都賞 思想・芸術部門受賞者のユルゲン・ハーバマス教授が3月14日逝去されました。96歳でした。

ハーバマス教授は、現代社会において理論(認識論)と実践(倫理学・社会哲学)とを共に射程に収め、コミュニケーションという行為や討議による合意形成について社会哲学としての論理構築を行い、ありうべき人間社会の姿を描き出した功績により、京都賞を受賞しました。

教授は現代を代表するドイツの哲学者・思想家であり、その影響は哲学や倫理学のみならず、社会学、政治学、法学などの各分野に及んでいます。また、英語圏や仏語圏に留まらず、日本をはじめとするアジア地域にまで影響を与え、常に学界や論壇の議論をリードする役割を果たしてきました。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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