第39回 (2024) 京都賞
京都で授賞式および関連行事が開催されました。
2024年
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日
授賞式
第39回(2024)京都賞の授賞式が10日、国立京都国際会館で開かれ、700人が参加しました。
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月
記念講演会
第39回(2024)京都賞記念講演会が11日、国立京都国際会館で開かれ、1,100人が参加しました。
この連載では、これまでの京都賞受賞者へのインタビューを通して、記念講演会で語られた言葉をさらに掘り下げ、独自の哲学や思考プロセス、探求者の姿勢などに迫りたいと思います。
國武豊喜
「抽象化」と「具体化」を往来するなかで突破口が見えてくる
三村髙志
「役に立つ」とは、圧倒的多数の人に必要とされて喜ばれること
金出武雄
「なぜこの研究をしているのか」に立ち戻る習慣が本質到達への鍵となる
五代目 坂東玉三郎
言葉にはならない大事なものは、人と人が出会うなかでこそ伝えられる
グレアム・ファーカー
生態系の一部としての私は「森の古い木」として存在している
エドワード・ウィッテン
科学は、この世界を理解することに寄与するものである
ピーター・レイモンド・グラントバーバラ・ローズマリー・グラント
異なる考えや事実の間に見出されるつながりには大きな価値がある
ジョーン・ジョナス
作品を通して世界を翻訳し、自分自身の表現言語で語りかける
アリアーヌ・ムヌーシュキン
演劇は素晴らしい人間の芸術である
Kyoto Prize since 1984
“人のため、世のために役立つことをなすことが、
人間として最高の行為である”
稲盛和夫(京セラ名誉会長/稲盛財団創立者)
「京都賞」は、科学技術や思想・芸術の分野に大きく貢献した方々に贈られる日本発の国際賞です。「科学や文明の発展と人類の精神的深化のバランスをとりながら、未来の進歩に貢献したい」。稲盛和夫のそのような願いが込められています。3つの部門の受賞者には、メダルやディプロマのほか賞金1億円が贈られます。