第27回(2011)京都賞記念ワークショップ

観測的宇宙物理の進展:宇宙背景放射とX線天文学

ラシッド・アリエヴィッチ・スニヤエフ

/  宇宙物理学者

基礎科学部門

地球科学・宇宙科学

2011年

11 /12

13:00~17:30

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

司 会 佐藤 勝彦 [自然科学研究機構 機構長]
13:00
開会挨拶 受賞者紹介 佐藤 文隆
受賞者講演 ラシッド・アリエヴィッチ・スニヤエフ[基礎科学部門 受賞者]
「膨張宇宙再結合期の豊かで美しい物理機構」
講演 杉山 直 [名古屋大学 大学院理学研究科 教授]
「宇宙背景放射温度揺らぎの音響振動」
講演 嶺重 慎 [京都大学 大学院理学研究科 教授]
「降着円盤:シャクラ-スニヤエフとその後の進展」
司 会 田中 靖郎 [マックス・プランク宇宙空間物理学研究所 客員教授]
講演 ユージン・チュラゾフ [マックス・プランク宇宙物理学研究所 主任研究員]
「スニヤエフ-ゼルドヴィッチ効果:理論と観測」
講演 牧島 一夫 [東京大学 大学院理学系研究科 教授]
「高エネルギー天体の観測研究」
講演 小山 勝二
「観測技術の進歩と高エネルギー天文学」
閉会挨拶 田中 靖郎
17:30
閉会

受賞者について

ラシッド・アリエヴィッチ・スニヤエフ / Rashid Alievich Sunyaev

宇宙物理学者

宇宙背景放射の温度揺らぎに刻印された初期宇宙の音波振動や宇宙背景放射の銀河団中の熱い電子ガスによる散乱の理論的研究によって、現代の観測的宇宙論へ大きな影響を与えるとともに、高密度天体への物質降着とエネルギー放出機構の理論的研究や国際的観測プロジェクトの主導により高エネルギー天文学へも多大な貢献をしている。

受賞者詳細

関連情報

“Proposal of the Theory of Fluctuations in the Cosmic Microwave Background Radiation to Explore the Expanding Universe, and Outstanding Contribution to High-Energy Astronomy”

日時
平成23年11月12日(土) 13:00~17:30
場所
国立京都国際会館 
企 画
佐藤 文隆 [(審査委員会 委員長) 京都大学 名誉教授] 小山 勝二 [(専門委員会 委員長) 京都大学 名誉教授]
主催
公益財団法人 稲盛財団
後援
京都府、京都市、NHK
協賛
国立天文台、日本天文学会、日本物理学会