第28回(2012)京都賞記念ワークショップ

翻訳という営みと言葉のあいだ―21世紀世界における人文学の可能性

ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク

/  文芸批評家・教育家

思想・芸術部門

思想・倫理

2012年

11 /12

13:00~17:00

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

13:00
開会挨拶 鷲田 清一[(審査委員会 委員長)大谷大学 文学部 教授]
受賞者紹介 井野瀬 久美惠
受賞者講演 ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク
「翻訳という問題をめぐる断片的思索」
講演 真島 一郎[東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 准教授]
「〈力〉の翻訳―人類学と日本初期社会主義」
講演 稲賀 繁美[国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学 教授]
「翻訳の政治学と全球化への抵抗:覇権志向から脱却した「海賊」史観による美術史をめざして」
パネル討論
司会 井野瀬 久美惠
パネリスト ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク
真島 一郎
稲賀 繁美
17:00
閉会

受賞者について

ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク / Gayatri Chakravorty Spivak

文芸批評家・教育家

「脱構築」理論を政治・社会的な次元へと移し換え、グローバリゼーションの席巻する現代世界において再生産されつつある知的植民地主義に抵抗してきた。比較文学をベースとする独自の人文学の提唱と多面にわたる教育支援の活動は、現代知識人のあるべき姿を示している。

受賞者詳細

関連情報

What Words Can Tell Us Through Translation: The Future of the Humanities

日時
2012年11月12日(月)13:00~17:00
場所
国立京都国際会館
企画・司会
井野瀬 久美惠[(専門委員会 委員)甲南大学 文学部 学部長]
主催
公益財団法人 稲盛財団
後援
京都府、京都市、NHK
協賛
日本哲学会、日本文化人類学会