京都賞の授賞式が4年ぶりに開かれました

第38回(2023)京都賞の授賞式が10日、国立京都国際会館で開かれ、750人が参加しました。コロナ禍により第35回(2019)京都賞を最後に関連行事を中止していたため、4年ぶりの開催となりました。

最初に稲盛財団名誉総裁の高円宮妃久子殿下から「社会を潤いのある素晴らしいものとするために貢献され、夢と平和を与える努力を続けてこられました。その偉業に対し深く敬意を表したいと思います」などとお言葉を賜りました。

その後、基礎科学部門のエリオット・H・リーブ博士と、思想・芸術部門のナリニ・マラニ氏に、稲盛財団の中西重忠会長から京都賞メダルとディプロマ、賞金(1賞につき1億円)が贈られました。また、先端技術部門の柳町隆造博士は9月に逝去されたため、司会の代読にて生前に寄せられた挨拶文が紹介されました。

授賞式が開催できなかった昨年、一昨年の受賞者も特別ゲストとして招待され、第36回(2021)京都賞の受賞者であるアンドリュー・チーチー・ヤオ博士とロバート・G・レーダー博士、第37回(2022)京都賞の受賞者であるブライアン・T・グレンフェル博士も登壇しました。

 

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